- 本記事はSOARつつじの利用者が作成しております。

SOARつつじでは、就労へ向けたビジネスマナーや障害についての知識を学ぶために「就労マナー」プログラムを隔週で開催しています。
その一環として先日、広島東障害者就業・生活支援センター(広島東ナカポツ)で働かれている就労支援ワーカーの方をお迎えして、『働く上で大切なこと』について特別講義を開催して頂きました。
私達障害者が自立した生活を送るため、広島東障害者就業・生活支援センターがどういった仕事をされているのかや、企業様へ就職し、無理のない就労を継続するために必要なスキル5箇条について分かりやすく教えてくださいました。
質疑応答では「失敗を繰り返してしまう時の対処法」についてや「規則正しい生活を送るために実践できることは何か」の他、「利用された方の事例」について等、活発に発言があり、予定時間を伸びて大いに盛り上がりました。

その熱量は事後アンケートからも感じられ、「コミュニケーションの取り方が重要であると分かりました」や「自分のできる事とできない事、就職へ向けての現在地が分かりました」というものの他、「報連相の練習をしたいです」や「休まず出勤、出所するための体力づくりを頑張りたい」といった意欲的に実践してみたいという意見も見られました。更にそれだけでなく、「気持ちが安定しない時はどうしたらいいですか」や「喋る事が苦手な方が就職した『無理なく働ける場所』の実例を知りたいです」といった、考えが深まった故に湧いてきた質問を記載されている方もいました。
私自身、就職へ向けての準備として必要な事柄を事務系、軽作業系と業種に分ける事なくお話しされていたのが印象的でした。職種ごとに必要となるスキルは、企業様によって当然異なってきます。しかしそれ以上に、事前準備として大切な土台となるスキル、無理なく仕事を続けるために自分自身の整え方を重視されていました。就職活動を意識する中でつい見落としがちになる視点を、私達に与えてくださったように思います。
改めまして、この度は貴重なお話を講演してくださった広島東障害者就労・生活支援センター(広島東ナカポツ)様、ありがとうございました!
- また、今回は事務特化メンバーを中心とした利用者が運営のお手伝いをさせて頂きました。
アンケート集計や司会、お茶出しや本ブログ記事の作成等、貴重な経験ができました。