社会福祉法人つつじでは、広島県からの受託により、
「広島県発達障害者支援センター」(以下、センター)を運営しています。
今回は、センターで行っている業務の一部を紹介させていただきます!
センターでは、発達障害に関する様々なご相談をお受けしています。
相談に来られる方は、発達障害のあるご本人やご家族、支援者の方など多岐にわたり、
保育所や幼稚園、学校や施設などへの訪問もさせていただいています。
ここ近年、発達障害の社会的な認知度や関心も高くなり、診断の有無にかかわらず
様々なご相談をいただいており、情報提供やアドバイス、定期面談等、関係機関と連携しながら、
その方のニーズに合わせてサポートを行っています。
またセンターでは、県民の方々に発達障害についての正しい理解を進めていただくための
普及啓発活動や、発達障害の特性に配慮した支援ができる支援者を養成するために、
毎年多くの研修の企画・運営を行っています。
例年、会場に集まって研修を行っていますが、昨年度より新型コロナウイルスの影響で
集合研修が難しい状況にあり、センターでもオンライン研修に切り替えて実施をしました。
現在は研修だけでなく、オンラインでの面談や支援ミーティングを行うなど、
様々な方法を試しながら対応をしているところです。
今年は一年を通して、事業所の支援者の方や保育士、幼稚園教諭、学校の教員、行政職員向けに、
10回近くの研修を実施しました。
集合研修とは違う形に戸惑いもありましたが、オンラインならではの良さを活かしつつ、
皆さんにとってより良い形で研修が進むよう職員で話し合いながら取り組んでいます。
今後も、一人でも多くの方に発達障害について正しく理解していただけるよう、
様々な研修を企画していきたいと思います。