人と関わることが好きな人ばかりです

つつじで働くひとSTAFF

その人の苦手なことをほんの少し“お手伝い”しています。

私たちの仕事は、利用者様一人ひとりに寄り添い、その人の苦手なことを知ることから始まります。

子どもたちの『できた!』が
何よりうれしいです

写真:人物

つまずきに寄り添い、
つながりを支援する。

つつじでの仕事を考えるようになったきっかけは、身体の不自由な子どもたちが友達と一緒にはしゃぐ姿を実習先で目にしたことです。子ども同士のつながりは障がいのあるなしに関係なくうれしく大切なものであると実感し、本人たちがそういったつながりをスムーズに作っていけるよう支援したいと思いました。

それぞれの子どもに合わせた支援を模索し、今までできなかったことができた瞬間は何物にも代えがたいです。30秒もじっとしていられないほど待つのが苦手だった子どもが1時間の行事に参加できたときには、周りの職員やご家族とみんなで喜びました。これからも子どもたちのつまずきに寄り添い、卒園後も何か困ったときには彼らが戻ってこられるような場所でありたいです。
保育士 児童支援員

中村 彩花AYAKA NAKAMURA

児童発達支援センター ぐるんぱ 勤務
広島出身

2018年入職

写真:業務の様子

利用者さんの喜ぶ顔が
元気の源です

写真:人物

できるところを、
できるままで。

昨年育休から復帰して今年5年目です。もとは保育士を目指していたのですが、大人の利用者さんの生活支援を通じて、「発達障害をもつ子どもたちが大人になったときに困ることを知るのも学びになる」と言われ、支援の現場で勉強しようと思ったのがきっかけです。

利用者さんをサポートするときに心がけているのは「手伝いすぎない」こと。すべてを支援してしまうのではなく、ひとりひとりのできることを大切にするよう心がけています。
もともと明るい利用者さんたちが、自身の作った商品がよく売れるとさらに笑顔に。みなさんの喜ぶ姿に、私自身も元気をもらえることに気づけたことが大きかったです。障がいのある方が喜びを感じたり好きなことを見つけたりしながら生きる一助となれるよう、日々の学びをもとに大人・子どもにかかわらず、寄り添って支援していきたいです。
生活支援員

畝 聡子SATOKO UNE

生活介護事業所 つつじ 勤務
東広島市出身

2015年入職

写真:業務の様子

結果を焦らず取り組めるように
なりました

写真:人物

利用者さんの
「働く」場をつくる

僕は大学院で発達障害を学んでいた時に出会った「はあとふる」の職員さんや、理事長の熱意と志に魅かれ、つつじで働くことを決めました。夢中で走り続け、気づけば早10年。利用者さんの働く場につながるバザーの出店準備や農園の管理、機関誌の編集など様々な仕事に携わってきました。

つつじでは重度の障がいがある方も、自身が働くことを大切に通われています。働くことは、社会人としての自然なライフステージの一部。僕たちは本人にいかに力を発揮してもらえるか、専門性を持って支援する黒子役だと思っています。成人の利用者さんの支援では、1〜2年かけてやっていくケースもあり、結果を焦らなくなりました。
最近は後輩から相談を受けることも増え、知識と現場がつながるよう、必ず時間を取って答えるようにしています。
生活支援員

下原 亮太RYOTA SHIMOHARA

多機能型事業所 ウィング 勤務
東広島市出身

2011年入職

写真:業務の様子

ひとりでも多く、いい人生だと
思ってもらえるように

写真:人物

働きたい人の場を
ひろげること

もとは体育教師を目指していました。教育と比べて福祉の仕事は結果が表面には見えにくいものです。何かを成し遂げるというよりは、当事者との関わりを重ね、日々の暮らしを支える仕事。だからこそ人の気持ちや幸せが何なのかを考えることにつながる、自分を成長させる仕事だと感じています。

つつじの職員の熱意や志の源泉は、障がいがある人も働いて社会との関わりを持ち、自由度のある生活ができるよう支援すること。その大きなゴールは、つつじのような施設がなくても本人の自由で社会に関わっていけることです。

今年は就労機会をつくる長期的な取り組みとして、「松なめこ」の栽培を始めました。栽培だけでなく、販売まで行うことでより多くの人に関わってもらえる事業です。ひとりでも多くの障がいのある方とそのご家族が、いい人生だと思ってもらえるような支援につながるよう、つつじの熱い想いを後輩につないでゆきたいと思っています。
生活支援員

山田 統一MUNEKAZU YAMADA

多機能型事業所 コスモス 勤務
東広島市出身

2014年入職

写真:業務の様子

自信がつくと利用者さんの
歩き方が変わるんです

写真:人物

根気強く関わることで、
本人の本当の気持ちを知る

「コスモス」や「つつじ」、「かもみ~る」などを経て、現在は12年目。異動を通じて幅広い視野を身につけることができました。施設の中だけの仕事ではなく、外に出る機会も多い仕事なので、いろいろな経験を積むことができます。

入職したばかりのときは、意思の表出が難しくなかなか希望を伝えられない利用者さんも多くいらっしゃることも知りませんでした。根気強くかかわっていくことで、本当の気持ちを聞き出せたときはうれしいです。

就職が決まった利用者さんが近況を報告しに来てくれるのですが、働き始めて自信がつき、歩き方まで変わった様子を見かけると本当にうれしいです。育児を経験してからはご家族側の気持ちが実感をともなってわかるようになり、ますますこの仕事にやりがいを感じています。
サービス管理責任者

山本 智美TOMOMI YAMAMOTO

QUEST 勤務
広島市出身

2007年入職

写真:業務の様子

関わる人みんなから『いいね!』と
言ってもらえる場所にしたいです

写真:人物

事業所を育てる。

もともとはリハビリ系の仕事を目指していたのですが、つつじでアルバイトをしたことがきっかけで支援の仕事に興味を持ち、入職しました。現在は立ち上げからずっと関わっている「SOARつつじ」で全体の管理をしています。

開所直後は机と椅子しか無かったSOAR。たくさんの方のお世話になりながら設備や利用者さんを少しずつ増やし、現在では約40種類のプログラムを提供できるまでになりました。入職して15年目の今は後輩職員を指導することも多く、利用者さんと一緒に様々な壁をクリアして喜ぶ職員たちの姿が何よりのやりがいです。

利用者さんにとってSOARは、人生の転機に関わる重要な場所。そして職員たちにとっても、それぞれの職業人生に関わる重要な場所です。これからもSOARをより良くアップデートし続け、利用者さんや地域の方々、職員みんなを笑顔にできる事業所にしていきたいです。
サービス管理責任者

芋岡 高志TAKASHI IMOOKA

SOARつつじ 勤務
東広島市出身

2005年入職

写真:業務の様子

みんな誰かに支えられながら
生きています

写真:人物

専門知識を共有し、
地域で支えるための素地を作る。

転職に向けて福祉の専門学校に通っていたとき、学校の先生の紹介でつつじを知りました。それぞれの利用者さんが自分のペースで自然な暮らしを送る様子を見て、他の施設にはない魅力を感じ、入職を決めました。現在は主に保育所や学校、企業などを訪問して現場の方々のお話を聞き、専門的な知識が無いと気付きにくい発達障害の特徴や具体的な手立てをお伝えすることで、支援環境の調整を図る仕事をしています。

発達障害を持つ人が直面する社会的な場での摩擦には、本人の努力の範囲を超えた部分の難しさがあります。僕一人の助言で一挙解決というわけにはいきませんが、少しでも状況が改善できるよう根気強く向き合っています。これからも地域の支援者の力になり、そのことを通して障がいのある方の自然な社会生活を支えていきたいです。
相談員 地域支援マネジャー

吉元 一峰KAZUMINE YOSHIMOTO

広島県発達障害者支援センター
発達障害地域支援体制マネジメント事業部 勤務
竹原市出身

2005年入職

写真:業務の様子